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1. 脱パラフィン処理
免疫組織染色の試薬は一般に水溶性なので、まずサンプルを脱パラフィン処理する必要があります。詳しいプロトコールはこちらをご覧ください。
2. 細胞透過処理および抗原賦活化処理
エピトープが細胞内部に存在する場合には、抗体を細胞内に入りやすくするために、有機溶剤や界面活性剤を用いて細胞透過処理を行います。細胞透過処理の詳しいプロトコールはこちらをご覧ください。
また、サンプルの固定および包埋を行った際にマスキングされたエピトープを露出させるために、抗原賦活化処理を行います。この処理の方法としては、主に熱処理法と酵素処理法があります。免疫組織染色で数多くの実績がある抗体製品につきましてはそのデータシートに、具体的な方法が記載されています。記載されていない製品につきましては、ジェネラル・プロトコールや抗原賦活法の解説ページをご参照の上、条件をご検討ください。
抗原賦活化処理の詳しいプロトコールはこちらをご覧ください。
3. ブロッキング
非特異的な反応による擬陽性を防ぐため、使用する抗体のホスト動物種や標識物の種類に従って、適切なブロッキングを行ないます。ブロッキングについて詳しくはこちらをご覧ください。
4. 一次抗体反応
サンプルに一次抗体を反応させます。酵素や蛍光色素などを抗体に直接標識した標識済み一次抗体を用いる手法(直接法)と、非標識の一次抗体と標識二次抗体を用いる手法(間接法)があります。また ABC 法などの増幅法も広く用いられています。詳しいプロトコールはこちらをご覧ください。
5. シグナル検出
標識物に酵素を使用した場合には、基質・発色剤を反応させてスライドを呈色し、シグナルを検出します。蛍光プローブの場合にはこのような呈色反応は必要ありません。