α-シヌクレイン・タンパク質アッセイ・プロトコール

チオフラビン T の結合による、活性型 α-シヌクレイン・モノマーまたは凝集体の測定プロトコール。


1. チオフラビン T(Thioflavin T; ThT)を 0.2 μm のフィルターに通した dH2O で 1 mM となるように溶解する。これを ThT ストック溶液とする。


2. ThT ストック溶液を、終濃度 25 μM になるように PBS(pH 7.4)で希釈し、マイクロプレートのウェルに添加する。


3. 凍結されている α-シヌクレイン・モノマーまたは凝集体の凍結溶液を、使用の直前に氷上で溶かす。


4. 10 nM の凝集体、もしくは 100 μM のモノマー(またはその両方)をウェルに加える。


5. プレートにシールして、37 ℃ で撹はんする(600 rpm)。


6. 蛍光マイクロプレートリーダーを用い(励起 450 nm、蛍光 485 nm)、37°C で 1 時間~72 時間までの蛍光を測定する。


10 nM の活性型 α-シヌクレイン凝集体(ab218819)と 100 μM の活性型 α-シヌクレイン・モノマー(ab218818)を組み合わせた場合(青色)、ThT蛍光曲線は増加します。この増加は α-シヌクレイン・タンパク質の凝集と相関します。一方、100 μM の活性型 α-シヌクレイン・モノマー(ab218818)と 10 nM の非活性 α-シヌクレイン凝集体コントロール(ab218817)を組み合わせた場合(紫色)、100 μM の非活性 α-シヌクレイン・モノマー・コントロール(ab218816)と 10nM の非活性 α-シヌクレイン凝集体コントロール(ab218817)を組み合わせた場合(濃青色)は、ほとんど蛍光の増加は見られません。ThT ex = 450nm、em = 485nm。


図1.ThT 蛍光曲線。α-シヌクレイン・モノマー、α-シヌクレイン・凝集体、非活性コントロールの相互作用による影響を示す。


製品

製品名

製品番号

Recombinant human alpha-synuclein protein monomer (active)

ab218818

Recombinant human alpha-synuclein protein aggregate (active)

ab218819

Recombinant human alpha-synuclein protein monomer (control)

ab218816

Recombinant human alpha-synuclein protein aggregate (control)

ab218817

Thioflavin T (ThT)

ab120751

登録