DNA methylation kits

メチル化 DNA 活性の定量および脱メチル化プロセスの解析

DNA を構成する 4 種類の塩基のひとつであるシトシンの修飾は、長く研究の対象になってきました。その修飾のうち 5-メチルシトシン(5-mC)は、サイレント遺伝子の発現、細胞分化、神経変性、癌の発生などに関与する、重要な変異であると考えられており、最も詳しく調べられてきました。

5–mC は酸化すると 5- ヒドロキシメチル化シトシン(5-hm)、5– ホルミル化シトシン(5-fC)、5– カルボキシル化シトシン(5-caC)になります。これらの修飾と疾患との関連が、特に注目の研究テーマです。


DNA メチル化

シトシン基 C-5 部位のメチル化は DNA メチルトランスフェラーゼ(DNMT)によって起こります。ヒトにおいては、de novo (新生)メチル化は DNA メチルトランスフェラーゼ DNMT3A および DNMT3B が、維持メチル化は DNA メチルトランスフェラーゼ DNMT1 が、それぞれ触媒しています。

アブカムの DNMT キットは DNMT 活性を 4 時間以内に定量する製品で、DNMT 阻害剤のスクリーニングなどに有用です。

DNMT キット


DNA 脱メチル化

DNA 脱メチル化反応に関与する水酸化酵素 TET(Ten-eleven translocation)には、TET1、TET2、TET3 の存在が知られています。5-mC はこれら酵素の働きにより 5-hmc、5-fC、あるいは 5-caC へと誘導されます。

アブカムの TET キットは TET 活性を 4 時間以内に定量する製品で、TET 阻害剤のスクリーニングなどに有用です。

TET キット


5-mC, 5-hmC, 5-fC

脱メチル化の過程で生じる 5-hmC、5-fC、5-caC は、単なる中間体ではないことが明らかになってきました。これらは遺伝子の発現に関与していると考えられており、エピジェネティクス研究におけるターゲットの一つとなっています。

アブカムは 5-mC、5-hmC、5-fC を定量するキットを各種取り揃えています。

5-mC, 5-hmC, 5-fC キット


メチル化 DNA 免疫沈降 MeDIP, hMeDIP

MeDIP および hMeDIP はChIP と同様の抗体を用いて免疫沈降を行う手法で、サンプル中のメチル化 DNA、ヒドロキシル化 DNAを濃縮することができます。

アブカムの MeDIP キットおよび hMeDIP キットを用いて濃縮したサンプルは、qPCR、マイクロアレイ、次世代シークエンサーなどに適用することができます。

MeDIP, hMeDIP キット


バイサルファイト法とバイサルファイト・シークエンス

バイサルファイト法は 5-mc の1 塩基の変換およびその変換位置の解析に有用で、DNA メチル化パターン解析における標準的な手法です。

DNA をバイサルファイトで処理すると、シトシンはウラシルに変換しますが、メチル化シトシンはウラシルには変換しません。バイサルファイト処理した DNA と未処理の DNA を同時にシークエンス解析し、ウラシルの位置を比較することで、元々メチル化されていたシトシンの位置を特定することができます。

アブカムはバイサルファイト法に関連する製品を幅広く取り扱っています。

バイサルファイト法関連製品



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