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蛍光法の方が比色法(分光光度法)より 10 倍以上感度が高いとされています。ただし蛍光法の検出機器は、比色法の検出機器よりも一般的とは言えず、またその蛍光用機器には励起波長と蛍光波長それぞれについて、使用する色素に適応するフィルターが装着されていることが必要です。
残念ながらアブカムでは、そのような製品はご用意しておりません。ただしキット製品も抗体同様、安心の保証プログラム「Abcam product promise」の対象となります。またデータシートに記載されていない動物種やサンプル・タイプでキットを使用した場合、「Abcam trial program」というお試しプログラムを利用することもできます。詳細は下記のページをご覧いただくか、テクニカル・サポートまでお問い合わせください。
キットに同梱のデータシートあるいはプロトコールの冊子に、適切な保存温度が記載されています。キットの構成品(コンポーネント)ごとに保存温度が異なる場合もありますので、ご注意ください。
適切な条件下での保存での使用期限は、購入してから 1 年後です。ただし、再復元(凍結乾燥品に水やバッファーを加えて溶液に戻すこと)を必要とする構成品は、再復元後 2 - 3 カ月で使い切ってください。使用期限について質問がありましたら、テクニカル・サポートにお問い合わせください。
キットに含まれるバッファーなどの試薬類の組成や濃度は、知的所有権などの問題により原則として公開していません。ただし法規制対象物質を含む試薬については、各製品のウェブ上のデータシートに SDS(化学物質安全性データシート)を添付しています。ご確認ください。
通常、キットの構成品のみの販売はしていません。ただし別売を行っている構成品もあり、その場合はデータシートやプロトコールにその旨が記載されています。詳しくはテクニカル・サポートにお問い合わせください。
キット構成品のサンプル調製バッファーには、界面活性剤などの一般的な試薬の他に、そのキットの系の反応を促進させるための、独自の成分が含まれている場合もあります。したがって最適な結果を得るためには、キット構成品のバッファーを使用することを強くお勧めします。また、ロットや保存条件が異なる別のキットのバッファーを混合して使用することは避けてください。キット構成品にサンプル調製バッファーが含まれていない場合は、下記のページをご参照ください。
アブカムのキット製品情報で表示されている「96 tests」などのテスト数における「1 test」は、単純にマイクロプレートの 1 ウェルやチューブの 1 本など、1 点の測定値を示しています。購入前に予めプロトコールで、標準曲線やポジティブおよびネガティブ・コントロールに必要なテスト数をご確認ください。また二点測定や三点測定に必要なテスト数も考慮してください。
すべてのアッセイ系でタンパク質の除去が必要となるわけではありません。NADH、NADPH、ATP などのアッセイ系では、その過程で生じる代謝生産物を、サンプル中に含まれる酵素タンパク質が分解する可能性があります。このような場合はタンパク質の除去を行います。
タンパク質の除去で最も簡単なのは、スピンカラムを用いた方法です。酵素などのタンパク質はサイズ排除フィルターにトラップされ、アッセイ対象物である低分子化合物だけを集めることができます。使用するスピンカラムのフィルター孔は、アッセイ対象物の分子量よりも十分に大きければ(3 kDa など)使用できますが、小さければ小さいほどサンプルがカラムを通過しにくくなって回収率が落ち、結果として正確な測定値が得られなくなります。10 kDa 程度のフィルター孔のスピンカラムをお勧めします。
タンパク質の除去には、強い酸でタンパク質を変性・沈殿させるもあり、トリクロル酢酸(Trichloroacetic acid; TCA)や過塩素酸(Perchloric acid; PCA)が用いられます。TCA については、操作を簡単に行うことができるキット製品があります。PCA については、プロトコールを用意しています。
はい、多くの場合使用できます。ただし調製されたサンプル中に含まれる成分が目的とするアッセイに影響を与えないということを、必ず確認しておいてください。
原則としては、凍結していないフレッシュなサンプルの使用をお勧めします。もちろん凍結保存したサンプルが問題なく使用できるアッセイもあります。その場合は、採取・収集したサンプルを、必要に応じてタンパク質を除去した後、可能であれば液体窒素(用意できない場合はドライアイス)で急速凍結させ、使用するまで -80 ℃ で保存します。凍結融解の繰り返しと、長期(1 年以上)の保存は避けてください。
影響を与える物質はアッセイごとに異なります。個々のキットのプロトコールでご確認ください。アッセイに影響を与えることが多い物質としては、EDTA(> 0.5 mM)、アスコルビン酸(> 0.2 %)、アジ化ナトリウム(> 0.2 %)、NP-40(>1%)、Tween-20(> 1 %)などがあります。
使用できる(適用がある)動物種およびサンプルはキットによって異なります。必ずウェブサイト上のデータシートでご確認ください。
動物種については、キットのデータシートに明記されていない限りヒトには適用があります。また多くのキットはマウスおよびラットにも適用があります。糖類、尿素、尿素、糖、低分子ホルモンなど、種に依存しない物質については、細菌、酵母、植物、ショウジョウバエなどを含むすべての生物種でも使用できることが見込まれます。また酵素につきましても、その基質特異性が同じであれば、使用できることがあります。いずれにせよサンプル調製の困難さや測定対象物の安定性などは種によって異なりますので、データシートや文献をご参照の上、実験を行なってください。
サンプルについては、多くのキットで培養上清および培養細胞ライゼートで適用があります。血清、血漿、組織などの生体由来のサンプルは、培養細胞由来のサンプルよりも、サンプルに影響を与える物質を含む可能性が高いので、サンプル調製についてはデータシートや文献、または下記ページをご参照の上、実験を行なってください。
データシートに記載のない動物種またはサンプルで実験したい場合には、アブカムのお試しプログラム、Abcam trial program が適用できるかもしれません。テクニカル・サポートまでお問い合わせください。またデータシートなどから情報が得られない場合にも、アブカムのテクニカル・サポートまでお問い合わせください。
理論上は可能であり、また実際に問題なく行なうことのできるキットも多いと思われます。ただし各アッセイ・キットのプロトコールは、そこに記載されているサンプル量を基準として、反応時間などが最適化されています。なるべくプロトコール通りのサンプル量(細胞数)でアッセイを行ってください。
含有量がサンプルによって大きく異なるような測定対象物のキットの多くは、プロトコールに必要サンプル量の記載をしていません。その場合は予備実験でサンプルの希釈点数を数多くとり、標準曲線に入るような希釈倍率を設定した上で、本実験を行なってください。また同様のアッセイを行っている論文をご参照ください。
通常のキットでは、濃度既知の標準物質の測定値(吸光度、蛍光光度など)から作成した標準曲線を用い、サンプルの測定値から濃度を算出します。算出方法につきましては、各キットのプロトコールの該当項目をご覧ください。
標準曲線からの濃度の算出法は ELISA キットとほぼ同じです。下記のページもご参照ください。
反応温度、反応時間、攪拌の有無などが影響した可能性があります。測定値が低くても標準曲線の形状に問題がなければ濃度を算出することができます。ただし測定感度はデータシート記載の値よりも低くなる可能性がありますのでご注意ください。
血清・血漿などの生体サンプルで、生理的条件下での濃度が明らかになっている物質については、ウェブサイト上のデータシートに公表しています。論文と併せてご参照ください。
アッセイの所要時間はキットによって異なります。ウェブサイト上のプロトコールに記載されていますのでご確認ください。またサンプルによってサンプルの調製時間が異なりますので、こちらも考慮してください。
検出感度や検出範囲や感度は、各製品のデータシートに記載されていますのでご確認ください。ただしサンプルの種類や測定条件によって異なりますので、その点はご留意願います。
推奨のフィルターから ± 20 nm 程度の違いであれば使用できます。しかしながらそれ以上異なると、バックグラウンドなどの関係で使用は難しいと思われます。