抗体標識キット
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45種類以上の標識物質に対応した迅速で簡便な抗体コンジュゲーション（標識）キットです。
- 一次抗体のコンジュゲーション（標識）は、抗体のロスや、貴重な実験時間を損なうといった結果に陥りがちです。当社の革新的なLighting-Link®標識技術は、抗体やタンパク質に直接ラベルすることができ、従来の抗体標識キットの問題を解決し、R＆D、創薬、診断キット開発の効率化を実現します。
＞＞Lightning-Link®コンジュゲートキットが読みやすいようにまとめられた冊子は、こちらからダウンロードいただけます。
概要
抗体標識キットLightning-Link®の利点は何ですか？
- シンプルで抗体ロスがない: 抗体標識後の精製ステップで抗体ロスがなく、3つのシンプルなステップで抗体を標識することができます。
- 迅速で簡単: 当社の抗体標識キットは、わずか30秒の実操作時間しか必要としないため、本質的な研究に集中することができます。詳細は、短いプロトコール動画をご覧ください。
- 選択肢と柔軟性: 豊富な種類を取り揃えており、著名な標識物質のほとんどが選択可能です。お客様のご希望に沿った標識済み抗体を取得することができます。
- スケーラブルで効率的: 10µg～100mgの抗体に対応したキットで、実験の規模に関わらず安定したコンジュゲーション（抗体標識）を実現します。
Lightning-Link®はどのように使用すればよいでしょうか？
抗体（またはタンパク質）に修飾剤を加えた後、標識物質が含まれる凍結乾燥ミックスのバイアルに溶液を添加、ピペッティングし、わずか15分（Lightning-Link® Fastシリーズ）または約3時間（Lightning-Link®シリーズ）インキュベートします。その後、クエンチャーを加え、標識が完了します。
図1. Lightning-Link® のプロトコール概略図
シンプルなプロトコールにもかかわらず、Lightning-Link®プロセスは、抗体のロスなく、再現性の高いコンジュゲートを迅速に行うことができるため、貴重な時間と抗体を節約することができます。また、他のタンパク質やペプチドの標識にも使用できます。抗体標識キットとその利点についてはこちら（英語）をご覧ください。
抗体標識を行う上での注意点は何ですか？
抗体標識を成功させるためには、以下の事項を考慮する必要があります。
- 精製済みであること: 標識に適しているのは、精製された抗体のみです（すなわち、血清や組織培養上清には使用できません）。
- バッファー: 特定のバッファー成分は標識反応に適しません（詳細は抗体標識キットのデータシート参照）。
濃度：抗体は少なくとも1mg/mL 以上の濃度でなければなりません。
もしお客様の抗体がこれらの要件を満たしていない場合は、弊社の精製・濃縮キットを使用して、簡単に抗体を精製・濃縮することができます。
アブカムの抗体標識キットが研究者に支持される理由
Lightning-Link®キットは、750以上の論文で参照されています。
"R-Phycoerythrin 抗体標識キットは、標識する抗体の量が非常に少ない（60μg）にもかかわらず、とても使いやすく、効果的でした "
ab102918 R-PE 抗体標識キットの研究者レビュー
"マウス・オン・マウス蛍光免疫染色の質が改善された... マウス抗CCX4（ab27591）をDylight 550 Fast 抗体標識キット（ab201800）で標識しました ”
ab201800 Dylight 550 抗体標識キットの研究者レビュー
"このキットは、市販の精製・濃縮された抗体を使用しても、素晴らしい働きをしてくれます。実際、細胞内染色を行った後、フローサイトメトリーで使用する際に、標識済み二次抗体を使用する以前の方法よりも良い結果が得られました "
ab102884 FITC 抗体標識キットの研究者レビュー