Flow cytometry FAQ

よくある質問:Flow cytometry

  1. 蛍光色素の励起波長と蛍光波長とは何ですか?
  2. アイソタイプ・コントロールとしてはどのような製品を選択すればいいですか?
  3. サンプル細胞は固定化処理を行うべきですか? その固定は染色前に行うべきですか?
  4. 細胞の透過処理は必要ですか?

1. 蛍光色素の励起波長と蛍光波長とは何ですか?

蛍光発光の原理についてまとめたページがあります。こちらをご参照ください。

2. アイソタイプ・コントロールとしてはどのような製品を選択すればいいですか?

アイソタイプ・コントロールとは、一次抗体の反応が、サンプル細胞の表面上の Fc レセプターを介した結合などの非特異的なものではなく、特異的な抗原認識の結果であるということを確認するために用います。アイソタイプ・コントロールはお使いの一次抗体と、免疫動物、アイソタイプ (抗体クラス)、標識が、同じものを選びます。例えば一次抗体が FITC 標識マウス IgG1 抗体であったならば、FITC 標識マウス IgG1 コントロールを選びます。

アブカムのアイソタイプ・コントロール製品は、こちらからお探しいただけます。お使いの一次抗体の免疫動物およびアイソタイプに応じて製品を選択してください。

ポリクローナル抗体のアイソタイプ・コントロールについて: ほとんどのアイソタイプ・コントロール製品はモノクローナルです。種々の IgG サブクラスを含むポリクローナル抗体を一次抗体としてお使いの場合、モノクローナルのアイソタイプ・コントロール製品は適しているとは言えません。ただし、Goat、Rabbit など、いくつかの種についてはポリクローナルのアイソタイプ・コントロール製品もありますので、お探しください。

3. サンプル細胞は固定化処理を行うべきですか? その固定は染色前に行うべきですか?

バイオハザードの恐れがあるサンプルの場合、固定化処理を行った方がいいかもしれません。染色を行った後、1-2%のパラホルムアルデヒドの添加をお勧めします。処理を行ったサンプルは 4℃ 暗所で保存し、フローサイトメトリーは 24 時間以内に行ってください。

細胞内部の抗原を染色する場合、染色前に固定化と透過処理を同時に行います。操作はこちらをご参照ください。

4. 細胞の透過処理は必要ですか?

製品のデータシートでターゲット抗原の細胞内分布とエピトープをご確認ください。ターゲット抗原が膜タンパク質であり、細胞表面上に存在する場合、透過処理は必要ありません。ただしターゲット抗原が膜タンパク質であっても、抗体が認識するエピトープが細胞内領域にある場合がまれにあります。このような場合、サポニンのような穏やかな海面活性剤を用いて透過処理を行った方がいいかもしれません。データシートの解説や、ウェブサイトの FAQ や Abreview などに処理法が記載されている場合がありますので、お探しください。

細胞質内あるいは核内に存在する抗原の場合、その多くは透過処理が必要となります。操作は こちらをご参照ください。

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