ウエスタン・ブロッティング・トレーニング 第二週:プロトコール

アブカムのウエスタン・ブロッティング・トレーニング・シリーズへようこそ。実験の最適化、トラブルシューティング、最新技術、などの情報をお伝えする前に、ここではまず、基礎やプロトコールを確認しましょう。

トレーニング・シリーズの第二週では、プロトコールと鍵となるステップをご紹介します。また、電気泳動やタンパク質トランスファーについても触れます。最後には、最染色のためのメンブレン・ストリッピング法についてご説明します。


Overview

2.1 電気泳動
2.2 タンパク質トランスファーと染色
2.3 メンブレン・ストリッピングと再染色
2.4 ウエスタン・ブロッティングのプロトコール


2.1 電気泳動
第一週でも触れましたように、ウエスタン・ブロッティングでは、ある特定のタンパク質を識別するために特異的抗体を利用します。実験のはじめの段階でサンプルを準備し、それをゲルにローディングし、タンパク質サイズによって分離するために電気泳動を行います。

電気泳動は一次元(一方向の分離)または二次元で行うことができます。一次元電気泳動は通常の多くのタンパク質と核酸の分離に用いられます。タンパク質の二次元分離は、フィンガープリンティングや細胞中に存在する全てのタンパク質を正確に分離したい時に利用します。ここでは、一般的な一次元の分離に焦点を当てます。




PAGE ゲルの準備、ローディング・コントロールなど、一次元電気泳動の詳細


2.2. タンパク質トランスファーと染色
メンブレンにトランスファーする前に、まずタンパク質が均一に移動したか知っておくと良いでしょう。


タンパク質トランスファーと染色、可視化法の詳細


2.3. メンブレン・ストリッピングと再染色
ストリッピングとは、ウエスタン・ブロッティング膜からの一次および二次抗体の除去を指し、同じブロット上の複数のタンパク質(例えば、目的のタンパク質とローディング・コントロール)を調べる時に行われます。この方法では、複数のゲルに泳動したり、ブロッティングする代わりに、単一のメンブレンから抗体を剥がして再プローブすることで、サンプル、材料、時間を節約できます。

メンブレン・ストリッピングと再染色プロトコール


2.4 ウエスタン・ブロッティング・プロトコール
あなたはすでに主要なステップをよく理解しています。ここでは最初から最後までの完全なプロトコールをご紹介します。実験に必要な全てがプロトコールに含まれています。

プロトコールをダウンロードする



要約

あなたはウエスタン・ブロッティング実験を行う全ての備えができました。

  • 違うタイプの電気泳動
  • 良いトランスファーおよび染色の仕方
  • 一つのブロットで複数のタンパク質を調べる必要がある時のメンブレン・ストリッピング法



第三週では、ウエスタン・ブロッティングの最適化とトラブルシューティングについて学びます。




登録