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緑色蛍光タンパク質 (GFP) はβバレル型のタンパク質であり1 、238個のアミノ酸残基で構成され、分子量は約27 kDaです。GFPはオワンクラゲ (Aequorea victoria) から単離されたもので、本来の機能はエネルギー移動を介してイクオリンの青色化学発光を緑色蛍光として発することにあります2。GFPは488 nmの波長で励起され、約507 nmに発光ピークを持ちます。GFPの高解像度結晶構造解析データにより、タンパク質構造の改変や、異なる波長で発光する多様な蛍光タンパク質の設計が可能になりました3,4。
アプリケーション
アブカムのGFP関連抗体、タンパク質、ELISAキットシリーズは、ウェスタンブロット(英語)、免疫組織化学(英語)、免疫細胞化学、クロマチン免疫沈降 (ChIP)(英語)、フローサイトメトリー(英語)、ELISA、免疫沈降(英語)など、様々なアプリケーションにおいて使用可能であることが確認されています。
抗GFP抗体(ab290)を使用した、GFP発現マウス脳組織切片の免疫染色像(Free Floating)。組織を4% PFAで固定後、凍結切片(30 μm)を、10%ヤギ血清 + ロバ抗マウスIgG Fab断片 (0.1 mg/mL) を用い、室温で1時間ブロッキング。切片は、TBS + 0.25%Triton Xで1/1000希釈した一次抗体と、4℃で16時間反応させ、Cy2®標識ロバ抗ウサギIgG (H+L) (1/200希釈)で二次抗体反応を行った。 各蛍光はGFP(緑)、NeuN (赤)、DAPI (青)を示す。GFPとNeuNが共局在する部位は黄色として観察される。 | |
免疫染色像-Free Floating-抗GFP抗体-ChIPグレード (ab290) |
| 抗GFP抗体(ab13970)を使用した、マウス嗅球の免疫染色像(IHC-Fr)。 |
免疫染色像(凍結切片) -抗GFP抗体 (ab13970) |
抗 GFP 抗体 | アプリケーション | |
抗GFP抗体 [EPR14104] (ab183734) | ICC/IF, Flow Cyt | |
抗GFP抗体 (ab13970) | ICC/IF, IHC-Fr | |
抗GFP抗体-ChIPグレード (ab290) | WB, ChIP | |
抗GFP抗体 (FITC) (ab6662) | ICC/IF | |
抗GFP抗体 (ビオチン) (ab6658) | IHC-P | |
抗GFP抗体 (HRP) (ab6663) | WB | |
ELISA とアッセイキット | 検出範囲 | 検出法 |
GFP ELISAキット、蛍光検出 (ab229403)** | 0.9 pg/ml - 2000 pg/ml | 蛍光検出法 |
GFP ELISAキット (ab171581)* | 2.7 pg/ml - 2000 pg/ml (比色分析) | 比色分析 |
GFP定量キット (ab235672) | 0.01 µg/ml - 10 µg/ml | 蛍光検出法 |
タンパク質 | ||
リコンビナントGFPタンパク質(オワンクラゲ) (ab84191) | ||
リコンビナントGFPタンパク質 (Hisタグ) (ab134853) |
*このキットはアブカム、SimpleStep ELISA® シリーズの一部です。
**このキットはアブカム、CatchPoint® SimpleStep ELISA®シリーズの一部です。
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