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がん免疫療法は効率的かつ持続的な効果があることが、近年相次いで示されています。その免疫療法の力を十分に引き出すためには、患者の反応を予測するための適切なバイオマーカーを選定することが必要となります。
アブカムはがん免疫療法のバイオマーカー研究をサポートするための、さまざまな実験で検証されたツールを、幅広く取り揃えています。
フレキシブルなアプローチ
がん免疫(腫瘍免疫)のターゲットに対するアブカムの抗体製品には、様々なフォーマットがあります。高性能で知られるウサギ・モノクローナル抗体 RabMAb® の他、直接標識一次抗体、PBS-only(添加物フリー)抗体、ELISA キットなどがあります。あなたの研究にフィットするフォーマットをお選びください。
信頼できるデータを得る
具体的かつ再現性のある結果を得るために、アブカムの抗体は免疫組織染色など各種アプリケーションでの検証が行われ、多くのデータが蓄積されています。抗体によっては、ノックアウト細胞をサンプルとした特異性の確認、ノックアウト検証(KO 検証)も行われています。
PD-L1
PD-L1 はがん免疫療法の重要なバイオマーカーとして、すでに広く用いられています。 アブカムの PD-L1 ウサギ・モノクローナル抗体 RabMAb® [クローン 28-8](ab205921)はノックアウト検証済みのきわめて特異性が高い製品であり、PD-L2 との交差反応もほとんどなく、信頼できるデータを得ることができます。
図 PD-L1 ウサギ・モノクローナル抗体 RabMAb® [28-8](ab205921)の、ノックアウト検証の結果。左:L2987 野生型細胞株(ポジティブ・コントロール)、右:PD-L1 ノックアウト細胞株。PD-L1 ノックアウト細胞株は、肺腺癌細胞株 L2987 を TALEN 法 PD-L1 遺伝子エクソン 4 を編集して作製された。ノックアウトは次世代シークエンサーを用いた deep sequencing で確認した。
Alexa Fluor® 488(ab209959)
Alexa Fluor® 555(ab213358)
Alexa Fluor® 568(ab213359)
Alexa Fluor® 594(ab213360)
Alexa Fluor® 647(ab209960)
PD-1 と CTLA-4
重要な免疫チェックポイント・タンパク質である PD-1 と CTLA-4に対する抗体も、アブカムは各種製品をご用意しています。
Alexa Fluor® 488(ab220300)
Alexa Fluor® 647(ab220301)
Alexa Fluor® 488(ab216382)
CXCR4 と TNF-alpha
がん免疫における重要なファクターである CXCR4 および TNF-alpha(Tumor necrosis factor alpha)についても、アブカムは研究をサポートします。CXCR4 ウサギ・モノクローナル抗体 RabMAb® [クローン UMB2] もノックアウト検証済みの、信頼性の高い製品です。
Alexa Fluor® 488(ab208128)
Alexa Fluor® 568(ab211983)
Alexa Fluor® 647(ab208129)
がん免疫、特に PD1/PD-L1 系に関しては、こちらをもぜひご覧ください。
Alexa Fluor® is a registered trademark of Life Technologies. Alexa Fluor® dye conjugates contain(s) technology licensed to Abcam by Life Technologies.