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チューブリン・コードの解明:微小管の機能とダイナミクスの研究に

微小管の機能とダイナミクスの研究に有用な製品がここに

微小管は細胞分裂において重要な役割を担っていますが、それ以外にも多くの機能があります。また微小管は、重合、脱重合、伸長、短縮といった過程を経て、形態が変化することが知られており、これを微小管ダイナミクス(Microtubule Dynamics)と呼びます。その微小管ダイナミクスは、複数のタンパク質およびそれらの複合体によって調節されているとされ、その調節の解明が長年にわたる研究課題となっています。

このような微小管研究の役に立つアブカムおすすめの製品をまとめました。微小管の構成タンパク質であるチューブリンや各種調節タンパク質に対する抗体、オルガネラを染色する蛍光色素、チューブリン機能の阻害剤などを特に豊富にラインアップしています。


微小管重合(Microtubule assembly)



過程


構成要素


機能


おすすめの製品

微小管核生成γ-チューブリン微小管形成中心(Microtubule organizing centers; MTOCs)に不可欠な要素であり、チューブリン・ダイマーの重合を促進する。

γ-tubulin マウス・モノクローナル抗体 (ab11316)

微小管重合α-チューブリンβ-チューブリンと共に重合し、微小管を形成する。

α-tubulin マウス・モノクローナル抗体 (ab7291)

α-tubulin ウサギ・モノクローナル抗体 (ab52866)

β-チューブリンα-チューブリンと共に重合し、微小管を形成する。

β-tubulin ウサギ・モノクローナル抗体 (ab179513)

β-tubulin ウサギ・ポリクローナル抗体 (ab6046)

微小管脱重合キネシンkinesin 13 は、微小管の末端でチューブリンを曲げることによって、微小管を脱重合させる。

KIF2a ウサギ・ポリクローナル抗体 (ab37005)

MCAK ウサギ・モノクローナル抗体 (ab187652)



Immunocytochemistry of formaldehyde-fixed HeLa cells stained with anti-beta tubulin antibody (ab6046). The secondary antibody (green) was ab150081 Alexa Fluor® 488 goat anti-rabbit IgG. Nuclear DNA was labeled with DAPI (shown in blue). The negative control is a secondary only assay. Click here to view the full datasheet for ab6046.


微小管ダイナミクスの調節(Regulation of microtubule dynamics 


過程


修飾・構成要素


機能


おすすめの製品

翻訳後修飾アセチル化K40 残基のアセチル化は微小管の安定性と細胞の運動性に寄与する。脱アセチル化は細胞周期の進行とがん化に関係する。

Acetylated α-tubulin (aK40) ウサギ・モノクローナル抗体 (ab179484)

Acetylated α-tubulin マウス・モノクローナル抗体(ab24610)

Trichostatin A(ab120850)

脱チロシン化細胞の分化と微小管の安定化に関与する。

Detyrosinated α-tubulin ペプチド(ab191559)

ポリグルタミル化チューブリンのグルタミン酸残基のカルボキシ基に、別のグルタミンのアミノ基がペプチド結合によって付加されて起こる。チューブリンーチロシンリガーゼ様酵素(Tubulin tyrosine ligase like; TTLL)によって触媒作用受ける。

TTLL4 ウサギ・ポリクローナル 抗体(ab155801)

TTLL6マウス・ポリクローナル抗体(ab69372)

ポリアミン化微小管の安定化に寄与する。微小管を構成するチューブリンとフリーのチューブリン双方に、不可逆的な影響を与える。

ZM 449829

(ab145881)

微小管結合タンパク質微小管格子微小管と連動し、構成と安定化を促進させる。

MAP4 ウサギ・ポリクローナル抗体(ab89650)

Tau ( pS396) ウサギ・モノクローナル抗体(ab109390)

微小管プラス端集積因子+TIPの動員は微小管の安定化と成長を継続させ、プラス端の突出(移行)をもたらす。

EB3 ウサギ・モノクローナル抗体(ab157217)

Dynamitin マウス・モノクローナル抗体(ab56687)

CLASP1 ウサギ・モノクローナル抗体(ab108620)

チューブリン結合物質脱重合物質微小管の重合を阻害することによって有糸分裂を妨げ、細胞死を誘導する。多くの物質はチューブリンのビンカアルカロイド・ドメイン、またはコルヒチン・ドメインに結合する。

Vincristine sulfate (ab120226)

Colchicine (ab120663))

Nocodazole (ab120630)

安定化物質微小管を安定化させ、脱重合を阻害することによって正常な有糸分裂を妨げ、細胞死を誘導する。

Paclitaxel (ab120143)

Docetaxel (ab141248)


微小管機能(Microtubule functions)

過程

構成要素

機能

おすすめの製品

運動性

キネシン

ATP の加水分解に伴い、小胞のカーゴ(Cargo)を微小管のマイナス端からプラス端に向かって輸送する。


Kinesin 5A/B/C ウサギ・ポリクローナル抗体 (ab62104)

Kinesin 5A ウサギ・ポリクローナル抗体 (ab5628)

Kinesin 5Cウサギ・ポリクローナル抗体 (ab5630)

ダイニン

ATP の加水分解に伴い、小胞のカーゴを微小管マイナス端に向かって輸送する。

Dynein マウス・モノクローナル抗体 (ab23905)

ミオシン

主にアクチンと協調し、チューブリンと共にカーゴ輸送に関与する。

Myosin VIIa ウサギ・ポリクローナル抗体 (ab3481)

Non-muscle Myosin IIA ウサギ・モノクローナル抗体 (ab138498)

有糸分裂

動原体

染色体の紡錘体の整合性を保持するために、微小管と相互作用する。

HEC1 マウス・モノクローナル抗体 (ab3613)

Nuf2 ウサギ・モノクローナル抗体 (ab176556)

SPC24 ウサギ・モノクローナル抗体 (ab169786)

Mps1 マウス・モノクローナル抗体 BSA free (ab11108)

細胞移動

アクチン

アクチンと微小管の間のクロストークが対象性の破れを促進し、細胞の形態変化、移動、分裂をもたらす。

CytoPainter Phalloidin-iFluor 488 Reagent (ab176753)

Other colors available


Actin 染色


HeLa cells were stained with mouse anti-tubulin followed with a fluorescent red Goat Anti-Mouse IgG, actin filaments were stained with CytoPainter Phalloidin-iFluor 488 Reagent (ab176753), and nuclei were stained with Hoechst 33342.

登録