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無菌操作ビデオ・プロトコール

言うまでもないことですが、細胞培養の作業やそれに用いる試薬を調製するに当たっては、微生物のコンタミネーションを防止するために、無菌操作(Aseptic technique)が必要です。このビデオでは実験環境の無菌化、無菌操作法、作業者の保護についてご紹介します。


時間 : 2 分 35 秒



ダイジェスト


実験環境の無菌化

  • 細胞培養は細胞培養専用の部屋に設置された、無菌化されたクリーンベンチ内で行います。
  • クリーンベンチは使用前に(使用後も)、内部を Trigene などの殺菌剤と、次いで 70 % エタノールで拭きます。なおクリーンベンチを使用していない間は、UV ライトを照射しておきます。
  • クリーンベンチ内は、その時の作業に必要な物だけを置き、整理整頓しておきます。


無菌操作

  • クリーンベンチでの作業を始める前に、着用した手袋に 70 % エタノールを噴きかけます。
  • クリーンベンチ内に持ち込む実験器具や試薬にも、70 % エタノールを噴きかけます。
  • 原則としてデカンテーションによる培地や試薬類の移し変えは行いません。液を移し変える際には、滅菌したガラスピペットや使い捨てのプラスチック・ピペットを使用します。そのピペットの繰り返しの使用は避けます。
  • 細胞培養用の培地や試薬は、開封前には製造元によって無菌であることが保証されていますが、操作の過程で汚染される可能性もあります。必要に応じて、0.2 µm フィルターやオートクレーブで滅菌します。
  • クリーンベンチ内であっても、試薬ボトル、フラスコ、ディッシュなどの器具は、必要以上に開放しておくことのないようにします。蓋は使用直前に開け、手で保持する際は内側を下にしておきます。蓋を置くことはなるべく避けますが、やむをえない場合は蓋の内側を下にして置き、なるべく早く戻すようにします。
  • クロス・コンタミネーションを避けるため、ボトル、フラスコ、ディッシュなどを複数個、同時に開けておくことのないようにします。


作業者の保護

  • 細胞培養の作業の前後には、必ず手を洗います。
  • 白衣、手袋、防護メガネなどの保護具を着用することで、有害物質から自身を守ります。また衣服や皮膚に付着している微生物の、培養細胞へのコンタミネーションを防ぎます。