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血管新生の研究において、内皮細胞の同定に広く用いられている CD31 抗体については、アブカムはウサギ・モノクローナル抗体 ab76533 をお勧めしています。この抗体と他社の抗体の性能を、免疫組織染色(IHC)で比較しました。
結果
ab76533 は、他社の 2 種類の CD31 抗体よりも良好な結果が得られました。
クエン酸(pH6)を用いた抗原賦活化
CD31 抗体 (ab76533) | 他社抗体 X | 他社抗体 Y |
400 倍希釈 | 50 倍希釈 | 50 倍希釈 |
Tris-EDTA(pH9)を用いた抗原賦活化
CD31 抗体 (ab76533) | 他社抗体 X | 他社抗体 Y |
200 倍希釈 | 50 倍希釈 | 50 倍希釈 |
実験条件
比較に用いた抗体 X および Y の希釈は各製品のデータシートに従い、二次抗体であるビオチン標識抗体の希釈は 300 倍とした。ブロッキングは 2 % BSA / アジ化ナトリウム / TBS (pH7.6)で行なった。
CD31 ウサギ・モノクローナル抗体 ab76533 には 10 µl のトライアル・サイズもご用意しています。