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標識一次抗体を用いた直接検出と異なり、二次抗体を用いることで、一次抗体1分子に対して1分子以上の二次抗体が結合し、シグナルが増幅されます。
二次抗体は、一次抗体が作製された動物種に対するものでなければなりません(例えば、ウサギで作製された一次抗体を使用する場合、ウサギ以外の動物種で作製された抗ウサギ二次抗体を使用する必要があります)。また、二次抗体が認識するアイソタイプが一次抗体のアイソタイプと一致していることも重要です。
二次抗体には、酵素標識(ペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ)、蛍光色素標識(FITC、R-PE、Alexa-Fluor®)、ビオチン標識されたものが使用できます。
ABC(アビジン-ビオチン複合体)検出法用のビオチン標識二次抗体の製品群はこちらでご覧いただけます。
二次抗体 | HRP標識 | ビオチン標識 |
---|---|---|
ヤギ抗ウサギ (IgG H&L) | ||
ヤギ抗マウス (IgG H&L) | ||
ヤギ抗ラット (IgG H&L) | ||
ヤギ抗ニワトリ (IgG H&L) | ||
二次抗体をすべて見る |
一般的に、アフィニティ精製された抗体は、非特異的結合が非常に低く最も使用されています。しかし、IgG分画は非常に親和性の高い抗体を含む可能性もあり、抗原の発現が低い場合や存在量が少ない場合に有効な場合があります。
血清吸着処理済みの二次抗体を使用することで種交差反応や、吸着処理に使われた種の内在性抗原と反応する可能性が低くなるため、非特異的バックグラウンドを低減することができます。二次抗体は、サンプルが由来する種に対してあらかじめ吸着処理済みであることが望ましいです。例えば、ヒトの組織や細胞株を染色する場合には、ヒトの血清に対して予め吸着処理済みの二次抗体を使用することが推奨されます。
吸着済み抗体の詳細については、こちらをご覧ください。
Fc受容体が多く存在する組織(脾臓、胸腺、血液など)の染色には、F(ab')2フラグメント二次抗体の使用が推奨されます。F(ab')2フラグメント二次抗体は、サイズが小さいため組織への浸透性が高く、特にIHC多重染色に有用です。
二次抗体には、酵素標識(ペルオキシダーゼ、アルカリホスファターゼ)、蛍光色素標識(FITC、R-PE、Alexa-Fluor®)、ビオチン標識があります。ABC(アビジン-ビオチン複合体)検出法用のビオチン標識二次抗体の製品ラインアップはこちらでご覧いただけます。
感度向上のために、HRP-ポリマー標識二次抗体はマイクロポリマー技術を用いてより小さな検出複合体を形成し、組織への浸透性と感度を高めています。また、HRP-ポリマー標識二次抗体は、標準的なHRP標識二次抗体よりも西洋ワサビペルオキシダーゼの結合量が多く、シグナルを増強させることができます。
一次抗体の宿主種 | HRP-ポリマー二次抗体 |
マウス | |
ウサギ | |
ラット | |
ヤギ |
二次抗体の全製品はこちらからご覧いただけます。
Alexa Fluor® は、Life Technologies の登録商標です。Alexa Fluor® 標識抗体には、Life Technologies からアブカムに許可された技術が含まれています。