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Technical frequently asked questions(FAQs)

「よくあるお問い合わせ」 にお答えします

1. 製品のサンプルはありますか?

お試し用の無料サンプルやトライアルサイズの製品は提供しておりません。もしご購入いただいた製品に問題があった場合は、必ず交換あるいは返金の手 配をさせていただくアブプロミス Abpromise という制度がありますので、こちらをご利用ください。Abpromise につきましてはこちらを ご覧ください。Abpromise の対象となるのはデータシートに記載の動物種およびアプリケーションに限ります。データシートに記載されていない条件で試したい場合にはアブトライアル AbTrial という制度がありますのでご利用ください。AbTrial につきましてはこちらをご覧ください。

2. ディスカウントは受けられますか?

原則として、同一製品であればまとめて 5 本以上のオーダーから、各種製品につきましては 10 本以上のオーダーから、ディスカウントの対応をさせていただいています。お近くの販売店様にお問い合わせください。50 本、100 本といったバルク・オーダーもお受けしています。お近くの販売店様にご相談いただくか、メールでお問い合わせください。

3. データシートの情報は最新ですか?

常に最新の情報を提供するのがアブカムのポリシーの一つです。ウェブサイト上のデータシートも随時新しい事項を反映しており、情報は常に最新です。

4. 二次抗体はどのように選択すればいいですか?

二次抗体には、一次抗体のホスト動物に対して作られた抗体を選びます。たとえば、一次抗体がマウスのモノクローナル抗体なら、抗マウス抗体が二次抗体になります。

二次抗体選択のヒント

  • ウェブサイト上の一次抗体のデータシート画面右にある 「関連製品」 の項を確認してください。その抗体に適した二次抗体のリストが掲載されています。
  • ウェブサイト左上部の 「製品」 から 「二次抗体」 をクリックし、ご希望の標識物をお選びください。
  • 二次抗体の検索画面で標識物や動物種を簡単に絞り込むことができます。
  • 二次抗体標識物の選び方のページをご参照ください。
  • 二次抗体に関する情報をまとめた Secondaries 二次抗体 ポータルのページもご活用ください。

5. アイソタイプ・コントロールはどのように選択すればいいですか?

アイソタイプ・コントロールは一次抗体の結合が、Fc レセプターや他のタンパク質への非特異的な結合ではなく、特異的な免疫反応であるかを確かめるために使われます。アイソタイプ・コントロールは、ホスト、 アイソタイプ、そして標識が、使用する一次抗体と一致している必要があります。たとえば一次抗体が、FITC が標識されたマウス IgG1 抗体であるなら、同じく FITC 標識されたマウス IgG1 を選択します。なお、多くのアイソタイプ・コントロールはモノクローナルです。ただし一次抗体がポリクローナルの場合は、各種サブクラスを含むため、モノ クローナルのアイソタイプ・コントロールは適しません。アブカムではこのような状況に対処するため、いくつかポリクローナルのアイソタイプ・コントロール を取り揃えています。

アイソタイプ・コントロール選択のヒント

6. ポジティブ・コントロールはどのように選択すればいいですか?

ポジティブ・コントロールは、お使いの抗体のデータシートをご確認ください。組織スライドや細胞株ライゼートなど、ポジティブ・コントロールに関する情報が記載されている場合があります。データシートに情報がない場合には、下記の方法をご参照ください。

  • 該当製品に、ユーザー様からの Abreview の情報があるかどうかを確認してください。ポジティブ・コントロールとして使える組織や細胞株が紹介されている場合があります。
  • データシートにリンクのある Swiss-ProtOmnigene などのデータベースを利用し、ターゲット・タンパク質の発現している細胞を調べ、その中からポジティブコントロールとして使えそうなものがあるかをご確認ください。また GeneCards のデータベースでは、様々な細胞における各種タンパク質の発現レベルを確認することができます。
  • データベースで適したコントロールが見つからない場合は、PubMed で文献を検索してみてください。
  • コントロールの候補となる組織または細胞が見つかったら、アプリケーションに応じてスライド一覧またはライゼート一覧のページで製品を検索してください。

7. 抗原の賦活化はどのような方法で行いますか?

免疫組織染色における最適な抗原の賦活化に関する情報については、お使いの抗体のデータシートをご確認ください。もし記載がない場合には、お客様自身でご検討いただく必要があります。抗原賦活化法の解説ページやウェブサイト上のプロトコール集 Protocols and troubleshooting tips にある IHC paraffin staining protocol が参考になると思いますので、ぜひご参照下さい。

8. 一次抗体はどれくらいの濃度で使用すればいいですか?

実験に使用する抗体の濃度は、その抗体とターゲットとの親和性やアプリケーションなどによって大きく変動します。以下に、抗体の精製度を考慮したア プリケーション別の標準抗体濃度(希釈倍率)を示します。示された希釈倍率を中心に、何点かの希釈を取ることをおすすめします。製品の性状が全血清、培養 上清、腹水など、未精製品の場合、製品のデータシートには濃度が表示されていないことがあります。抗体濃度を決定していないことが多いためです。以下の表 に、製品の性状ごとの標準的な抗体濃度も併せて示します。希釈倍率を決定する際の参考にしてください。


培養上清
Culture
supernatant

腹水
Ascites

全血清
Whole
antiserum

精製抗体
Purified
antibody

標準的な抗体濃度

1 - 3 mg/ml

5 - 10 mg/ml

1 - 10 mg/ml


WB / Dot blot

1/100

1/1000

1/500

1 ug/ml

IHC / ICC

neat - 1/10

1/100

1/50 - 1/100

5 ug/ml

EIA / ELISA

1/1000

1/10000

1/500

0.1 ug/ml

FACS / Flow Cytometry

1/100

1/1000

1/500

1 ug/ml

IP


1/100 

1/50-1/100

1 - 10 ug/ml

9. 抗体の保存方法を教えてください。

アブカムの製品は、データシートに有効期限が記載されている場合を除き、通常冷蔵保存で半年~ 1 年は安定です。ただし数ヶ月以上長期保存する場合には、データシートに記載通りの保存法を推奨しています。それ以外の方法で長期保存された場合、保証でき かねる場合がありますので、予めご了承ください。抗体の保存法につきましては 「抗体の保存法ガイド」 のページもご参照ください。

10. 抗体を分注する方法を教えてください。

分注サイズは、1 回の実験にどのくらいその抗体を使用するかによって決まります。ただし分注サイズが 10 μl 以下ですと、溶液の蒸発やバイアル表面への抗体の吸着の影響を受けやすくなりますので、それ以上の液量で保存することをおすすめします。抗体の分注につき ましては 「抗体の保存法ガイド」 もご参照ください。

11. 販売中止になった製品についても情報は得られますか?

品質に問題があったり、製造が困難であったりといった理由により、販売を中止しなければならない製品もあり、この場合お客様には大変ご迷惑をおかけいたします。そのような事例がありましたら、電話 (03-6231-0940) かメールでお問い合わせください。

12. 論文で使われた抗体の情報はありますか?

アブカムは新しい情報が入り次第、すぐにデータシートを更新するよう努めています。ウェブサイトのデータシートの 「使用論文」 をお探しください。

13. 抗体はデータシートに記載されていない動物種やアプリケーションでも試されていますか?

種交差性やアプリケーションなどに関して、アブカムが把握しているすべての情報がデータシートに掲載されています。また新しい情報が入り次第、すぐに更新しています。お客様がデータシートに記載されていないアプリケーションや動物種で抗体を使用した例が Abreview として掲載されている場合があります。ウェブサイトのデータシートにある 「Producrt Wall」 でお探しください。

14. データシートに記載されていない動物種で抗体が使用できるかどうか、どのように判断すればいいですか?

その抗体の免疫原であるタンパク質と、実験に使用する動物種のタンパク質のアミノ酸配列の相同性を調べるのが一つの方法です。

配列や相同性は Swiss-ProtEMBL-EBI などのデータベースで調べることができます。免疫原の配列をコピーし、実験に使用する動物種の配列との相同性を調べます。アライメントスコアが 85 % 以上ですと、抗体が反応性を示す可能性があります。ただしその場合でも反応するという保証できません。いずれにしてもアブカムは、データシートに記載され ていない (テストされていない) 動物種で抗体が使用できなかった場合、たとえ抗原のアミノ酸配列の相同性が高かったとしても、Abpromise による保証はできかねますので予めご了承ください。


15. 抗体はターゲット・タンパク質のアイソフォームや同じファミリーのタンパクと交差反応しますか?

いくつかの抗体については、データシートにアイソフォーム交差性に関するデータが掲載されています。「Specificity 特異性」 の項をご確認ください。情報がない場合、その抗体の免疫原であるタンパク質と、実験に使用するアイソフォームのアミノ酸配列の相同性を調べるのが一つの方 法です。配列や相同性は Swiss-ProtEMBL-EBI などのデータベースで調べることができます。

16. 抗体の免疫原の配列は公開されていますか?

より良い抗体をご紹介できるよう、アブカムは免疫原の配列情報の収集に多くの時間をかけています。しかしながら、このような情報をデータシートに公開していない場合が数多くあります。お客様の実験に配列情報が必要な場合、テクニカル・サポートにメールでお問い合わせください。ただし、お問い合わせいただいても、所有権等の問題で配列を開示できないことがありますので、予めごご了承ください (免疫原の所有権に関する規定についてはこちらをご覧ください)。なお、抗原上のエピトープ配列(抗体が認識する領域)が調べられている抗体はほとんどありません。

17.ウェスタンブロットのバンドのサイズが予想されるサイズと違う場合があるのはなぜですか?

ウェスタンブロットでは、タンパク質はその分子量によって分離されます。基本的には小さい分子量のタンパク質ほどゲル内を速く移動しその位置は下に なりますが、その移動に影響を与える要因がいくつかあるため、実際のバンドの位置が予想されたものと異なってくる場合があります。以下に一般的な要因を示 します。

  • 翻訳後修飾のため: リン酸化や糖鎖付加などによって、タンパク質の分子量が大きくなる。
  • 翻訳後開裂のため: pro-Caspase のように選択的に切断されることによって、タンパク質の分子量が小さくなる。
  • スプライス変異のため: 選択的スプライシングにより、同じ遺伝子から複数の分子量のタンパク質が生産される。
  • 相対的な電荷のため: アミノ酸の組成による電荷の違いで、同じような分子量のタンパク質であってもゲル中の移動度が大きく異なる。
  • 多量体の存在によって: 通常還元的な条件では起こらないタンパク質の二量体化が、強い相互作用がある場合には起こる可能性があり、分子量が見かけ上大きくなる。

18.クローン番号とは何ですか?

クローン番号とは、モノクローナル抗体の個々に付与されている番号です。この番号は一般的に、その抗体を産生するハイブリドーマのクローンの識別番号から名付けられます。クローンは、ある一つの体細胞から正確に複製された細胞のグループを意味し、遺伝的に均質です。一つのモノクローナル抗体は単一のクローン細胞から産生されますので、同一のクローン番号を持つモノクローナル抗体は、その性質(特異性、親和性など)が同一です。

19.Certificate of compliance(CoC)とは何ですか?

Certificate of compliance(CoC)とは、販売した製品の特定のロットが、アブカムが保証する性能を満たしていることを示す文書で、ユーザー様または販売店様からのご希望によりアブカムが発行いたします。アブカムは自社で製造した製品だけではなく、世界中の研究機関や企業など外部のサプライヤーで製造した OEM 製品も取り扱っています。これら製品についても、アブカムが全てのサプライヤーを信頼している証として、CoC を発行いたします。しかしながら Certificate of analysis(CoA; 試験成績書)に関しましては、その発行に必要な ISO9001 の認証を取得していないサプライヤーがあることから、その発行は承っておりません。CoC の発行をもって替えさせていただいています。

CoC 発行のご希望についてはメールでお知らせください。