Welcome to the Abcam blog

アイソタイプ・コントロールはどのように選択すればいいですか?

アイソタイプ・コントロール(Isotype control)抗体は特定の抗原とは反応しない抗体で、フローサイトメトリーや免疫組織染色で得られた結果を正しく評価するための、ネガティブ・コントロールとして使用します。

抗体を用いた実験においては、ターゲット以外のタンパク質との非特異的な結合や、細胞表面上の Fc レセプターとの結合によって、バックグラウンドが発生する可能性があります。そこで、ターゲットに対する一次抗体の反応が特異的であることを明確にし、バックグラウンドの影響を排除した本来のシグナルの強さを正確に解釈するためには、ネガティブ・コントロールとなる抗体を使用した実験が必要です。抗体の、Fc レセプターとの結合や二次抗体との反応性は、抗体のアイソタイプによって特有ですので、そのネガティブ・コントロールはターゲットに対する一次抗体と同じアイソタイプを用いてください。

アイソタイプ・コントロール抗体の選択

  1. アイソタイプ・コントロール抗体は、ターゲットに対する一次抗体と、ホスト動物種、アイソタイプ(サブクラス)、そして標識物を一致させてください。例えば一次抗体が標識マウスモノクローナル抗体であるなら、アイソタイプ・コントロールも同様、標識マウスモノクローナル抗体を選択してください。
  2. アイソタイプ・コントロールの使用濃度および反応条件は、一次抗体と同じにしてください。
  3. 多くのアイソタイプ・コントロールはモノクローナルです。しかしながら一次抗体がポリクローナルの場合は、各種サブクラスを含むため、モノクローナルのアイソタイプ・コントロールは適しません。アブカムではこのような状況に対処するため、いくつかポリクローナルのアイソタイプ・コントロールを取り揃えています。こちらをご覧ください。

おすすめの
アイソタイプ・
コントロール抗体

未標識はもちろん、Alexa FluorR、HRP、ビオチンなど、さまざまな標識がされたアイソタイプ・コントロール抗体をご用意しています。実験に応じて製品をお選びください。


アイソタイプとは
何ですか?

論文を投稿するためのデータを取るなら、
揃えておきたいコントロール製品

コメント (承認されるまでコメントは表示されません)